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高知県越知町の救急病院。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0889-26-0432

〒781-1301 高知県高岡郡越知町越知甲1662

患者様の『歩きたい』を『歩ける』へ、全力サポート!!topics in reha

ロボットスーツHAL®によるリハビリ訓練を開始しました

当院では、入院患者様の円滑な自宅復帰から在宅生活の継続を支援するリハビリテーションを提供してきました。
一方でリハビリテーション分野において先進的テクノロジーであるロボットの進歩は目覚しく、この度当院でもロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)を導入し、患者様の更なる早期離床、運動機能の早期回復を目指します。

HALの導入によりこれまで培われたリハビリ技術とサイボーグ型動作支援ロボットの複合による新しいリハビリテーションを提供することで、患者様の“歩きたい”という思いに一層強く応えていきます。

HAL導入前講習会様子01 HAL導入前講習会様子02
HAL導入前の基本講習並びに装着訓練の様子
HAL訓練は研修を終了したリハビリスタッフのもと実施されます。

ロボットスーツHALとは

身体機能を改善・補助・拡張することができる、世界初のサイボーグ型ロボットです。歩行や立ち座りといった身体動作を装着した本人の意思に従ってアシストします。

HALリハビリ訓練の様子
© Prof.Sankai,University of Tsukuba/
    CYBERDYNE Inc.
  • HALの仕組みについて

    下肢が不自由となる原因の多くは脳・神経系の疾患にあります。このとき脳はいつもどおりの神経の経路をうまく使用できず、脚の動かし方が分からなくなっています。人が身体を動かすとき、 脳から筋肉へ神経を通してさまざまな信号が送られています。その信号は“生体電位信号”として、皮膚表面に漏れ出ています。
    HALは装着者が立ち上がりや歩行をしようとした時の“生体電位信号”を読み取り、その動きに応じたアシストを行います。
  • HALを用いたリハビリ訓練効果

    HALを用いて“歩く”という動作を適切にアシストしたとき、“歩けた!”という感覚のフィードバックが脳へ送られます。これにより脳は“歩く”ために必要な信号の出し方を少しずつ学習することができます。 足の不自由な方が歩くための、「大切な一歩」につながり、歩行量が増し、歩行の自立につながることが期待できます。

    ※当院で導入しているHALは、医療用として承認されたHAL医療用下肢タイプではありません。

世界初のサイボーグ型ロボットHAL®に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
CYBERDYNE公式サイト http://www.cyberdyne.jp/

平成28.6月に開催された第66回日本病院学会にて演題発表を行いました。
「HAL訓練効果判定の評価における筋エコー評価の有用性について」



当院でのHAL訓練の流れ

HAL訓練を利用する為には
  • HAL適応疾患の判定
  • 週2日以上の通院または入院が可能であること
  • 8週間以上のHAL訓練継続

HAL訓練の流れ
HAL訓練流れ

※HAL装着後の身体評価・四肢計測・アライメント調整などの装着後点検はリハビリ訓練のつど行われます。



お問い合わせ

HALによるリハビリ訓練についてのお問い合わせは医療法人 社団若鮎 北島病院 総合受付まで

住所: 〒781-1301 高知県高岡郡越知町越知甲1662番地
TEL: 0889-26-0432
FAX: 0889-26-3600


       

KITAJIMA HOSPITAL医療法人 社団若鮎 北島病院

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TEL 0889-26-0432
FAX 0889-26-3600