本文へスキップ

横倉コラム

横倉山LOVEな方々によるコラム

ギャラリー

イメージ01

若き日の横倉山

written by kitajima

イメージ02

横倉山の魅力

written by OG-3


若き日の横倉山院長コラム

横倉山には思い出が多々ある。高校時代に両親といさかいをして、リュックサックを背負って真夜中に単独で登ったことがある。漆黒の闇、後ろから何かが付いてきているような 気配がして、ヘッドランプに照らされた石段をひたすら駆け登った。夜がしらじらと明けてきたとき「馬鹿試し」の岩頭に立った。朝日が周りを赤く染めながら昇って来て、自分も 染まってくるのが感じられた。荘厳さに心が空っぽになった。
雪の初日の出も素晴らしかった。仲間と一緒に白一色の「兜嶽」から東を望むと、ゴマ粒のような蒸気機関車が煙を吐きながら走っていくのが見えた。信じられない光景だった。
高校時代の燃える血潮のなせる業だった。
2017.7.7 kitajima


横倉山の魅力
OG-3コラム

越知町を見守る様にそびえる横倉山。その山容もみごとですが、カメラ片手に足元を彩る草花達を観察しながら歩くのも楽しいものです。
国道33号線より少し入った所にある駐車場を基点として車道を歩きます。早春まず目に入るのがセントウソウ。となりにはヒメウズがひかえめに咲いています。 あざやかな紫色の花はヒメハギです。スミレ達も多く見られます。
キンラン、コクラン、トンボソウ等、珍しい花も歓迎してくれます。アサギマダラが戯れているのは満開のフジバカマです。杉原神社付近に咲くギンバイソウは 何度でも会いに行きたい花です。
ここまで来れば山頂まであと一息、ヒメノヤガラやツチアケビなどとも出会えるかもしれません。山頂付近でウスキキヌガサタケとの遭遇があれば気分は最高、時の経つのも忘れてしまいそうです。
なお、これらの花々は同時期に咲くわけではありません。早春から晩秋にかけて、一日の散策で20種前後の草花達に出会えるでしょう。
2017.7.7 OG-3



profile

医療法人 社団若鮎
横倉山の魅力について語る会

〒781-1301
高知県高岡郡越知町越知甲1662
TEL.0889-26-0432
FAX.0889-26-3600