電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0889-26-0432
〒781-1301 高知県高岡郡越知町越知甲1662
泌尿器科とは一般に腎臓、尿管、膀胱と前立腺などを守備範囲とする外科を指します。
当院には女性泌尿器科医が常勤しており、がんペプチドワクチン療法(WT1ペプチドワクチンを用いた前立腺癌免疫療法)をはじめとする先進的医療を行っています。
手術件数について
泌尿器科領域で最近注目されているのは前立腺です。前立腺疾患の中でも特に「前立腺がん」が増加してきています。高齢男性で尿が近い(頻尿)、尿が出にくい(排尿困難)、尿が残っている感じ(残尿感)などがありますと前立腺の病気が疑われます。
前立腺がんの検査は尿検査、血液検査(前立腺特異抗原:PSA)、腹部超音波断層法(エコー)など身体に負担をかけない検査を中心にまず行います。もしがんが疑われた場合は前立腺をMRIで検査、最終診断は前立腺生検(組織検査)を行い、がん細胞の有無を検査します。
もしがんと診断された場合は病気の進行状態などを考慮して最も良い方法を選択して治療していきます。
高知大学医学部免疫学 癌ワクチン療法臨床試験事務局で開発された新しい悪性腫瘍(前立腺がん)の治療法(がんペプチドワクチン療法)を当院でも実施しております。
一方、高齢女性に多い疾患に尿漏れ(尿失禁)があります。くしゃみなどお腹に力を入れたとき、尿意を感じてトイレまで間に合わないなど、症状が軽い場合は内服治療でコントロールできます。
またごく最近「過活動膀胱(OAB)」と呼ばれる疾患が注目されています。尿が近い、残尿感があるなど今まで神経、気分で片付けられていた病気に対して内服治療が行われ効果をあげています。
最後に目で見て尿が赤くなる(肉眼的血尿)、検診で血尿が指摘されましたら要注意です。腎臓、尿管、膀胱などの悪性腫瘍、結石、炎症などが疑われますので、詳しい検査が望まれます。
私(北島)は泌尿器科がんの診断、治療を中心に診療を行っています。もしお困りの症状がございましたらご相談ください。
医学博士
日本泌尿器科学会指導医・専門医
北島 清彰
医学博士 日本泌尿器科学会指導医・専門医 北島 彰子 |
2年間の初期臨床研修修了後、泌尿器科領域を中心として日本泌尿器科学会で定められた研修カリキュラムに基づいて4年間以上の専門医研修を受け、資格試験に合格し専門医として認定された医師です。
具体的には、腎、尿管、膀胱、尿道など尿路系の病気、前立腺、陰茎、精巣など男性生殖器系の病気、副腎、副甲状腺などの内分泌系の病気、および女性骨盤底の障害による病気について、専門医としての知識と診療技術をもつ医師です。
また、医療倫理と医療安全を十分に理解し、それらに配慮した医療を行うことのできる医師です。
また、指導医とはそのような技術、知識の取得を目指す医師を指導していける資質を持っている医師です。
社団法人 日本泌尿器科学会ホームページより
〒781-1301
高知県高岡郡越知町越知甲1662
TEL 0889-26-0432
FAX 0889-26-3600